3D CG映像制作・プロデュース
3D CG映像制作・プロデュース事例

ホログラムジョブトレーニングおよびMRマニュアル事例

H社は輸入自動車の整備を行っている自動車整備業です。昨今の輸入車はそれぞれのメーカーが非常に凝った機能をもっており、内容が複雑になってなかなか若い整備士を育てるのに苦労しています。実際、慣れない作業では多くの時間がかかり、それは整備コストに跳ね返ってしまい、かつ作業ミスも発生しやすくなっています。そのことは、整備の依頼元である輸入車ディーラー様からの信頼をなくしてしまう可能性もあります。

そこで、H社はホロレンズによるジョブトレーニングとMRマニュアル(デジタル作業マニュアル)を導入することにしました。もともとメーカーからのマニュアルの他、独自に作った紙のマニュアルがありましたので、比較的短期間でMRに落とし込むことができました。実際にホログラムでジョブトレーニングを行うことで、若い整備士の技術習得度合いが上がったと実感できました。これをH社DX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクトと称して社内外に発信し、理解と進む方向性を示していきました。

その後、それ以上に効果があったのは、整備を依頼してくる輸入ディーラーのMRトレーニングをいち早く導入したH社への評価が高くなったことです。実際にMRマニュアルによって作業時間が短縮になり、またミスも最小化できるというメリットがあり、それが数多くある外注自動車整備工場の中でもH社への信頼、つまりH社のブランディングに役立ちつつある、という状況にあります。

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ホログラムプロモーション事例

A社は機械装置を世界各国の展示会に毎回出展しています。その輸送、組み立て、分解、動作確認には多くのスタッフが必要で莫大な費用がかかっています。しかし、パネルや映像だけではお客様にその特長が伝わらず、やはり実際のスケール感が必要という現場の声もあり、毎年多くの予算を割り当てています。

そこで現物を持ち込まず、パネルあるいは3Dプリンターで作成したミニチュアを展示してあとはホログラムで製品を出すようにしました。これは話題性があり多くの人がブースに来訪されました。また実機の輸送、設置、人件費などを含めた大幅なコスト削減になりました。さらに、期待以上だったのは、ホロレンズにより実機展示では不可能であった、装置を回したり、下を見たり、上からみたり、 さらには断面や内部を見ることができることです。機密上見せられないものはそこだけ隠すこともできます。

基本は3次元のCADデータからCGを組みわせていきますので、3次元CADデータがあれば開発コストはかなり抑えられます。最終的には実機展示よりも大幅にコストを抑え、かつ内部まで見せることができるなど顧客へのインパクトと説得性が高まるプロモーションになりました。

※各事例とも、実際の業界と社名を伏せて紹介しておりますことをご了承ください。お打ち合わせの際には、詳細ご説明させていただきます。

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